
バルセロナにもようやく冬がやってきた!Calçotsの季節の到来だ!
Calçotsとは、カタルーニャのソウルフードの一つ。長ネギの炭火焼で、サルサロメスコをつけてまるごとガンガン食べるのだ!
甘くてほろ苦いカルソッツに、ほんの少しピリカラでナッツの濃厚な味のするロメスコをつけて食べると、蟹無口ならぬカルソッツ無口になる。
バルセロナの中心から車で1時間弱。Cerdanyolaに向かう山の中に今日のお目当てのレストランはある。
山道を登り、さらに未舗装路を3キロ以上も上がっていく。こんなところにみんな来るのかというような場所だが、到着すると何と百台近い車がのっぱらに停まっている。おおー!みんな食べに来てるんだね。
古い農家を改築したCAN BORRELLというレストランで、100年以上の歴史があるという。

何がすごいって、このロケーションに200はゆうに越えるだろう席数。しかも超満席。予約必須で、予約してもさらに待たされました。ヨーロッパには確かにこういう店は他にも数あれど、日本では考えられません!
みんな手と顔を真っ黒にしながらカルソッツを頬張っているではありませんか!!
これを見に来るだけでも価値があります(笑)
さて着席すると、私たちは、まずはポロンに入ったワイン、もちろんカルソッツ、そしてGirgolesという季節の焼ききのこと、Escalivada(焼きなすと焼きピーマンのマリネ)とEsqueixada(バカラオ入りのサラダ)というカタルニア伝統の野菜料理も注文。


どれも美味しいけれど、やはりカルソッツが抜群。このレストランの近くの畑で取れたカルソッツを使っているのだとか。
ビニール手袋と前掛けをくれて手掴みでどんどん食べるのがよい。
量は多くても野菜だし健康的(笑)。いくらでもいけちゃいます。地元の人の話では、この真っ黒焦げの外皮をむくのには、先を折ってから引っ張るとするっと向けるというのでやってみると簡単。あっという間に平らげてしまいました。
残ったのは真っ黒焦げになったねぎの皮。
セグンドは、私はConejoとMongetes。うさちゃんは、食べるところが少なかったが、白いんげんは美味。ここは野菜多めで、肉は少量な健康志向の店かも(笑)。
写真は日本の方にはいささかグロテスクかも知れませんが、あげておきます。いやな方は飛ばしてください。


でもしっかりポストレもいただきました。ポストレは、僕はプリンのアイスクリーム。友人はチーズのタルトを注文しましたが、ポストレの難しい(と思う)カタルニアで、どちらも美味しかったです。
ハーブの食後酒もサービスされて超満足!最高の連休の締めくくりとなりました!
また行かないとネ!!
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